1月17日に思う
1995年1月17日から、もう12年も経ったのか、そうあの大惨事から。
阪神淡路大震災は、衝撃だったな。 オイラは、毎朝5時くらいには起きているんだけど、そ の日も丁度テレビを見てたら、 黒い煙が立ち昇っているヘリからの映像が写っていた。 なんだか、にわかには信じられない状況で、アナウンサーが、しきりに 「大変なことになっております。」を繰り返していたな。 それからまもなく、こっち(関東)の屋根職人や板金の職人、はたまた大工も、関西に行く人が多くなって、「ああ、復興に忙しいんだ」と思った。 知り合いの職人も何人か関西に仕事しに行ってきたと聞いた。 2年くらいしてから、耐震補強の組合が出来て、入らないかと誘われた。 木耐協っていう団体の始まりだったが、今はもうすでに全国で1,000社を超える組織になっている。毎年1月に全国大会を東京フォーラムで開催するまでになっている。毎年この日が来ると感慨深くなってしまう。 この組合の仕掛け人というか会社がある。エイムという耐震金物のメーカーだが、この会社が始め、飛び込みでうちに来た。そう、10年位前だ。 今でもそうだが、当時から、悪徳リフォーム業者が横行していた。 胡散臭い商材の売り込みが多い中で、なんだかとにかく、いたってまじめなことを真剣に言う会社だなというのが、始めの印象だった。 そこに感じ入って、その耐震補強金物を採用することになったのだが、それが運のつき、以来まじめに活動して、今現在1,000社の組織になっている。 最初の頃に入ったというだけで、数年前には柄にもなく理事なんかもさせられちゃった。 しかし、考えるとあの阪神の震災以降、いいかげんな耐震リフォームが横行したんだ。 人の災難、日本の歴史上最悪な震災に便乗しての悪徳商法には、はなはだ・・・言葉もない。 そんな輩は論外としても、普通に仕事している工務店や、建設会社でさえも耐震のことについては、まだまだ勉強不足というのが、正直今でも、現状だ。 正しい知識の習得なくして、悪徳と真面目の違いに何の差があるのか!?といいたい。 世の人々よ。くれぐれも、訪問してくる調子の良い輩にはもちろん注意が必要だが、技術の裏付けのない業者にも気をつけていただきたい。 床下に竹の子が映えているように見える。こんなプラ束なんて無駄なんてなんの耐震の役にもたたない。 とにかく、屋根裏金物補強と、床下のプラ束補強をいう業者には要注意だ。
by kks-shokuninkai
| 2007-01-17 15:47
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